2015年に事務局担当 渡辺が、2016年、2017年の2回 代表 森が、「動物歯科学 ~犬の予防歯科学~」をヤマザキ学園大学にて一般聴講しております。全15回の前期授業を大学4年生と一緒に学びました。講師は林一彦先生です。動物歯科学の授業があるのは、世界中の大学のうち4校だけだそうです。
動物歯科学概論から始まり、
歯と歯周組織、
歯の発生、
歯と口腔疾患、
動物と人の比較歯科医学、
歯周病の発症、
進展歯周病予防、
歯周病予防(スケーリング)に使用する器具と機材、
スケーリングの手技と手順、
ホームケアによる口腔ケア、
歯ブラシとブラッシング、
口腔ケアのプロフェッショナルケア、
その他、盛りだくさんの授業内容で、毎回脳みそが沸騰しそうでした。一般聴講できるのは前期のみなので後ろ髪をひかれる思いでした。繰り返し復習が必要な難しい内容でしたが、大学の授業を受けるというのは、やはり単発のセミナーを聴講するのとはワケが違います。そして、「聴講しただけ」では意味がないですね。「理解する」ことが非常に重要でした。
知れば知るほど歯みがきの大切さを実感し、ドッグトレーニングを通じて、このことを飼い主さん達に伝えていきたいと思い、ドッグ デンタルケア. トレーニング ソサエティ(DDCTS)を立ち上げる運びとなりました。
(写真の本は林一彦先生著書で、大学の教科書(下)と、一般飼い主さん向けの本(上)です。 ブログ投稿: 森 三穂)