犬の予防歯科学 ラーニング&ワークショップⅠ

犬の歯みがき ワークショップ

皆様、おはようございます。

今日は、前回投稿させて頂いたブログの続編のようなお話です。

5月5日投稿させて頂いたブログにもあったように、この団体で活動していくメンバーは、ただ単に林先生の講義を聴講したわけではなく、飼い主さんへしっかりと理論と実践を交えて正しい知識をお伝えするために、設立後、すぐに勉強会を開催しました。今回はどんなことをしてきたのか、その勉強会の一部をご紹介します。

2日間みっちり座学を受講し、その後、ハンドスケーラーとはどんなものなのか、また超音波スケーラーとはどんなものかを林先生の指導の元、実際に自爪にマニキュアを塗って削ったり、うずらの卵の殻を削るなどワークショップ形式で行い、結果、歯の表面がどのような状態になるのか、また危険性の認識をしっかり考える機会となりました。

 

 

 

 

 

超音波スケーラー、ハンドスケーラーの器具は医療用ですから、普段私たちは取り扱えませんし、触れる機会もありません。

しかし、歯磨き指導をドッグトレーニングを通して伝えていくためには、こういった器具の衛生の取り扱いからどんな使い方をすると危険なのか、どの程度の力の入れ方で削れるのかを知らなければ、団体ならではの歯磨きのアドバイスすることは出来ません。

林先生のご厚意により、今回、特別にこのような勉強会を開催して頂くことが実現しました。

犬の歯の治療を行う際、どんな器具、機械で行うのか、そこに伴うリスクなども理解することにより、予防することの大切さ、また歯磨きトレーニングを通してトレーナーが伝えられるべきことをしっかりと把握することはとても大切なことだからです。

下記の写真は、超音波スケーラーを、自爪、うずらの卵を使って、メンバーがそれぞれ体験をしているところです。

このうずらの卵は茹でていなく、生だったのでメンバーみんな割れやしないかと、慎重に削っていました。

削れる威力がすごいことと、水を併用しないと危険なこと、長い時間当てていることによるリスクなどを身をもって体験することが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DDCTSのメンバーは、一般聴講だけの知識ではなく、林先生の指導の元、より専門性に特化した知識を得てきています。

またこの勉強会の様子は、随時ブログにて報告させて頂きます。

 

ブログ投稿者:渡辺ゆずる

*  本ラーニングは、CPDT-KA CEU’s point 取得対象セミナーです