皆さま、おはようございます。
初夏を感じるような暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
この寒暖の差で、体調を崩しているワンちゃんたちも多いようです。日々の健康チェックをしっかりと行ってあげること、大切ですね。
さて、今回は前回に続き、メンバーでの勉強会 実践編Ⅱです。
今回は、各メンバーの愛犬を連れての実習を行いました。
実際に歯みがき指導を行っていく上で、メンバーにて共有しておかなければならない知識や情報、正しい歯みがきの仕方など再度確認ができる場ともなりました。
今回も林先生のご指導のもと、まずはマズル持ち方、そして歯ブラシに慣れていない子へのアプローチの仕方、自身の愛犬ではなく、メンバーの愛犬にて歯みがきを実践したり、染出し粉を使うなどして、実習が始まりました。
林先生が推奨している歯ブラシTepe社製 を使用して実習を行いました。
なぜこの歯ブラシが犬の歯はみがきに適しているのか、どのように磨いていくのかなど、歯みがきトレーニングだけでなく、使用する歯ブラシの知識の勉強も行いました。
歯ブラシをどんなものを選択するか、とても重要なのです。
なぜ重要なのか・・・
これは、これから開催させて頂くセミナーで、詳しくお話をさせて頂きます!
そしていよいよ、歯みがきのワークショップです。
染出し粉(赤い粉)を使っての歯に付着しているプラークの染出しをして、より歯磨きの効果などを確認できるということで、先生のご厚意により勉強会の中で取り入れていただくことになりました。
この染出し粉を使って、歯ブラシとガーゼどちらがよく取れるのかを実践しました。
森トレーナーのロダンちゃんに1番手、頑張ってもらいました!
本犬…舐めてしまったようで(笑)、そして何より歯がとてもきれいで、プラーク(歯垢)もほとんどついていなかったので、歯ブラシとガーゼする前にはもう染出し粉がついていませんでした・・・(汗)
でも、これも毎日の歯みがき効果だと思います。そしてただ歯ブラシを使って歯みがきをしているのではなく、プラークを落とすような歯のみがき方をしている結果ですね。
そして林先生の歯みがきレクチャーです。
その後、メンバー全員にて歯みがき実習の開始です!
歯ブラシに慣れていない子には、慣れさせ方から1つ1つそれぞれ確認しながら行っていきました。またシニア犬、抜歯により、舌が出てしまっている子などのケアの仕方なども指導頂きました。
私たちが伝えていきたいのは、飼い主さまが愛犬の健康につながる歯みがきを根気よく続けていけるための方法を、それぞれの子にあった歯みがきトレーニングの指導していくことです。
このような勉強会は、定期的に開催して、メンバーのより知識・技術の向上に繋げていきたいと考えています。
投稿者:渡辺 ゆずる
* 本ラーニングは、CPDT-KA CEU’s point 取得対象セミナーです